日本に来た外国人に、母国に持ち帰ってビジネスしたいものを聞いたところ、

面白い結果になりましたので、ご紹介します。

1位 : グルメ

和食、ラーメン、の他、日本のお菓子も人気です。

お好み焼き、カレー、漬物、ごまドレッシング、ふりかけ、なども人気です。

意外なことに、日本のパンが好きな人も多いです。

マハティール元マレーシア首相は、日本のパンに感動して、クアラルンプールにパン屋を出している

ほどです。

 

2位 : 日本人気質・考え方

日本人のメンタリティー、気遣い、おもてなしの心、礼儀正しさ、をビジネスに役立てたい、という意見が多くあります。

3位 : 伝統文化

着物、浴衣、盆栽、手ぬぐい、日本酒、など。

 

4位 : 化粧品

特にアジアの方には、お土産としても大人気です。

春節中、マツモトキヨシというドラッグストアは中国からの旅行客で溢れています。

5位 : ポップカルチャー

オタク、アニメ、プリクラなど。

 

この他、前回紹介したコタツや、文房具、交通システムなども上位にランクインしていました。

新幹線や地下鉄などの交通インフラは、日本の企業が積極的に海外展開していますので、皆さんの国の鉄道が日本製という事もあるかもしれませんね。

伝え方の技術

March 16, 2018

皆さんの中に、表現がストレート過ぎて相手に上手く伝わらない、といった悩みを持っている方はいませんか?

今日は、そんな方にオススメの本をご紹介します。それは「 伝え方が9割 」 という本です。

先日、筆者の佐々木氏の講演を聞く機会があり、面白かったので今日はこちらの本をご紹介したいと思います。

 

 

佐々木氏は、コピーライターやCMプランナーも手掛けており、相手に如何に上手に伝えるか、を追求してきた結果、

・「ノー」と言われる場面でも伝え方によって「イエス」に変えていくことが出来る!

・それが出来れば、きっと人生は変わるはず!

と主張します。

 

たとえば、デートしたい人がいたら、どのように誘いますか?

 

「ノー」を「イエス」に変えるためには3つのステップがあるそうです。

【1】自分の頭の中をそのまま言葉にしない。

【2】相手の頭の中を想像する。

【3】相手のメリットと一致するお願いをつくる。

 

このステップに沿って行くと、「あなたとデータしたいです」とストレートに伝えるのではなく、相手が好きなことを想像して(例:イタリアン料理が好き)、「驚くほど美味しいパスタの店があるんだけど、一緒に行かない?」というように誘うことを勧めています。どちらも「デート」に誘うという目標は同じですが、伝え方はまったく異なりますね?

 

佐々木氏は、「伝え方はセンスではない。技術だ!」と断言します。

センスを習得するのは簡単ではありませんが、技術であれば誰でも勉強すれば習得できるはずですので、興味がある方はご一読されてみてはいかがでしょうか?

https://goo.gl/YKx1W2

なお、日本語能力が中級以下の方には、マンガ版の「まんがでわかる 伝え方が9割」をオススメします。

https://goo.gl/xDuxK4

日本で活躍している外国人お笑いタレントを紹介します。

【厚切りジェイソン】

日本語の難しさを嘆く「Why Japanese People!」というフレーズで一躍有名になった。

https://youtu.be/R0j3gmBQpMk

日本でお笑い芸人をやりたかったが、それではビザが下りなかったため、日本に進出するIT企業に入社して来日した。その後、芸人養成学校に通い、現在は両方の仕事を続けている。

 

【パックン】

日本人とコンビを組んで活躍しているお笑いタレント。お笑い番組だけではなく、英語教育番組の司会、コメンテーターなどの仕事もやっている。実はハーバード出身という秀才。

http://gree.jp/packn

http://www.youtube.com/watch?v=VrAKjEMrX3I

 

【チャド・マレーン】

コメディアンになることを夢見ていたチャドは、留学で日本に来た際に「日本のお笑いが世界一」と感じ、高校卒業後に日本の芸人養成学校に入学した。今では、漫才師としての活動の他に、日本のコメディ映画の翻訳も多く手掛けている。

http://chad.jp/subs/

 

この方々を紹介したのには3つ理由があります。

1つは、やはり、みんな日本語が上手という事。

2つ目は、厚切りジェイソンのように、まずは比較的VISAがおりやすい仕事で来日して、そこから本当にやりたい事をはじめて行くのも良いという事。

3つ目は、パックンやチャドは、今はお笑い以外の仕事でも、たくさのオファーを受けているという事。つまり、日本に来てからのキャリア・プランも大事だという事です。

日本では、小学生の時に、地元の工場に見学に行く社会科見学という校外授業がある。

しかし、最近では、ファン作りのために積極的に工場見学を受け入れる企業が増えてきたこともあり、大人の社会科見学が人気だ。

そこで、その中でも特に人気の場所を紹介しよう。大概は無料か数百円程度で入れるので、気軽に楽しめる。

 

※主に東京から近い工場を選んだ。

※事前申込みが必要だったり、人数制限や年齢制限がある場所もあるので、詳細は各サイトで確認下さい。大半が日本語サイトだけですが、頑張って読んで下さい!

 

 

ビール

ビールの味は国によって違いが大きいが、日本のビールは比較的海外の方でも馴染みやすい。ほとんどのビール工場で試飲ができるのでビール好きにはお勧め。

 

KIRIN(神奈川県横浜市)http://www.kirin.co.jp/entertainment/factory/yokohama/tour/ 

 

ASAHI(神奈川県南足柄市) https://www.asahibeer.co.jp/brewery/kanagawa/

 

SUNTORY(東京都府中市)http://www.suntory.co.jp/factory/musashino/

 

SAPPORO(千葉県船橋市)http://www.sapporobeer.jp/brewery/chiba/

 

 

 

日本酒

日本酒は、酒蔵という巨大な蔵があり、それを見学できる。

 

SAWANOI (東京都 青梅市)http://www.sawanoi-sake.com/service/kengaku

 

KOYAMASHUZO (東京都 北区)  http://www.koyamashuzo.co.jp/kura.html

 

ISHIKAWASHUZO(東京都福生市)http://tamajiman.co.jp/tour/

 

 

醤油

和食に欠かせない醤油の製造方法を見学できる。

 

弓削田醤油(埼玉県日高市) http://yugeta.com/oukoku/contents/kengaku.html

 

キッコーマン醤油(千葉県野田市)http://www.kikkoman.co.jp/library/enjoys/factory/pdf/eigo.pdf(英語ページ)

 

 

自動車・バイク

日本の車メーカー、バイクメーカーの歴史、また歴代の名車が見られるので、車好き・バイク好きにはたまらないはずだ。

 

TOYOTA(愛知県豊田市) http://www.toyota.co.jp/jp/about_toyota/facility/toyota_kaikan/index.html

 

NISSAN (複数工場有り) http://www.nissan-global.com/JP/PLANT/

 

HONDA (複数工場有り) http://www.honda.co.jp/kengaku/index.html

 

MAZDA(広島県広島市)http://www.mazda.com/ja/about/museum/guide/

 

SUBARU (群馬県太田市) https://www.subaru.co.jp/csr/factory-tour/

 

SUZUKI(静岡県浜松市)https://www.suzuki-rekishikan.jp/

 

KAWASAKI (兵庫県神戸市)https://www.kawasaki-motors.com/kaze/prev/kojo.html(一般)(英語ページ)

(兵庫県明石)http://www.khi.co.jp/kawasakiworld/(カワサキのバイクライダー会員限定)

 

YAMAHA(静岡県磐田市)http://global.yamaha-motor.com/jp/showroom/cp/

 

飛行機

飛行機の格納庫はすごい迫力だ。

JAL (東京都大田区)http://www.jal.co.jp/kengaku/tour/

 

ANA (東京大田区)http://www.ana.co.jp/cp/kengaku/index.html

 

 

スイーツ

お土産を買うこともできる。無料でアイスの食べ放題ができる所も!

glico (埼玉県北本市)  https://www.glico.com/jp/enjoy/experience/glicopiaeast

 

calbee (北海道、栃木、広島) http://www.calbee.co.jp/factory/

 

AKAGI (埼玉県本庄市)  http://www.akagi.com/factory/index.html

*日本では有名なガリガリ君というアイスのメーカー

 

chateraise (山梨県北杜市)https://www.chateraise.co.jp/enjoy/02factory.php

 

unagipai(静岡県浜松市)http://www.unagipai-factory.jp/tour.php

 

shiroikoibito(北海道札幌市)http://www.shiroikoibitopark.jp/english/(英語ページ)

 

royce (北海道千歳市) http://www.royce.com/contents/english_rcw/(英語ページ)

 

その他

Cupnoodles-Museum(神奈川県横浜市)http://www.cupnoodles-museum.jp/english/index.html(英語ページ)

容器に絵をかいたり、具材を選んだり、自分だけのオリジナルカップラーメンを作ることもできる。

 

Yamato (東京大田区) http://www.yamato-hd.co.jp/hnd-chronogate/visitortour.html

早くて正確に荷物を届ける日本の物流会社の最新設備を見学できる。

 

Railway-Museum (埼玉県さいたま市) http://www.railway-museum.jp/en/index.html(英語ページ)

博物館のため、社会科見学とは主旨が異なるのですが、電車好きな人には大人気のスポット。

LinkedInはなぜ日本で使われないのか?というコラムが人気です。

・LinkedInに登録していると、転職活動をしていると会社に思われる。

(日本ではまだ、終身雇用を前提に考えている人が多い)

・日本人は、自分の実績や業績を公表したがらない。

(個人ではなく、会社やチームの成果だと考えている人が多い)

・日本では、個人的な関係を構築してからビジネスを進めることが多く、それにはfacebookの方が向いているから。

・日本人はあまり公私を明確に分けない。だからfacebookでプライベートの話も仕事の話もできる。

という理由が挙げられていますが、私はそれだけではないと思います。

それは、採用する側の問題です。

 

LinkedInは人材エージェントも、企業の採用担当者も使うツールですが、

日本では、大企業以外の会社では、採用担当者は、労務管理も総務も経理も兼任していて

忙しいことが多いので、手間がかかるダイレクトリクルーティングは敬遠されます。

しかも、もしLinkedInを使って採用コストを下げることに成功したとしても、

社内でそれほど評価もされないし、それほど給料にも影響がないので、

積極的に使おうという理由がないのです。

 

「授業は予習をしたうえで受けた方が良い」というのは、皆さんも何となくは理解している事でしょう。

 

でも、いつもシッカリ予習している人は、それほど多くはありません。

私は、これはとてももったいない事だと思っています。

なぜなら、予習をしないで損をするのは、学校でも講師でもなく学習者だからです。

時間だけではなく、お金も損します。

 

次の3パターンでそれぞれどんなレッスンになるか考えてみましょう。

(1)予習をシッカリして授業を受けた場合

(2)予習を少しして授業を受けた場合

(3)予習をまったくしないで授業を受けた場合

 

(1)予習をシッカリして授業を受けた場合

授業で講師は、予習で分からなかったことだけ説明し、残りの時間はすべて、応用練習やロールプレイといった学習効果が高い練習に使える。また、教科書に書かれていないことについて講師が解説したり、学習者の環境や好みに応じてカスタマイズした練習も出来る。

 

(2)予習を少しして授業を受けた場合

授業で講師は、教科書に書かれていることの解説をしたり、応用練習やロールプレイといった学習効果が高い練習に、少し時間使える。

 

(3)予習をまったくしないで授業を受けた場合

授業で講師は、語彙や文法について1つずつ説明しなければならず、それだけで時間が過ぎてしまう。予定していた箇所が終わらず、次回も同じ箇所をやらなければならない。

 

上記の3パターンを、よりイメージできるように、数値化して説明してみます。(※これらの数値は、話を単純化するために用いた仮定のものです。)

 

1レッスンで学べる学習量を

(1)150

(2)80

(3)40

と仮定します。

 

そして、仮に、1つのコースを終了するのに必要な学習量の合計が2000だとすると、それぞれ必要なレッスン数は次のようになります。(学習者の習熟度に応じてレッスンが進む場合)

(1)13.3レッスン

(2)25レッスン

(3)50レッスン

 

そして、仮に、1レッスンが10ドルだとすると、1つのコースを終了するのに、必要なコストは

(1)133ドル

(2)250ドル

(3)500ドル

となり、(2)は(1)の1.875倍、(3)は(2)の2倍、(3)は(1)の3.75倍もの授業料を払わなくてはならなくなるのです。

 

誰もが、時間もお金もセーブしたいですよね?だから私は予習をシッカリすることをオススメします。

しかも予習をしてきた方が、応用練習やカスタマイズした練習が出来るので、レッスンが楽しくなる効果もあります。

 

あなたは「コスパが良くて楽しいレッスン」と「コスパが悪くてつまらないレッスン」のどちらを選びますか?

 

 

日本で働くビジネスパーソンのために、ビジネスパーソン向けの日本のテレビ番組を紹介します。

 

<ビジネスニュース番組>

  • モーニングサテライト

テレビ東京 月-金 5:45-6:40

http://www.tv-tokyo.co.jp/nms/

 

朝一番の経済ニュースを伝える番組。日本時間の夜中にアメリカ市場はどう動いたか、そして東京市場はどう動くかなど、主にマーケット情報を取り扱っている。

 

  • 日経マーケットアイ

テレビ東京 月-金 6:40-7:00

http://www.bs-j.co.jp/marketeye/

 

モーニングサテライトではカバーできなかったところを専門家が解説するのが中心。

 

  • ワールドビジネスサテライト

テレビ東京 月-金 23:00-23:58

http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/

 

おそらく、日本のビジネスパーソンが一番多く見ている番組。マーケット情報から新商品情報、特集など幅広く網羅している。(ちなみに、J-OSはこの番組で紹介された)

 

<ドキュメンタリー番組>

  • プロフェッショナル仕事の流儀

NHK 月曜日 22:25-23:14

http://www.nhk.or.jp/professional/

 

毎回1人のプロフェッショナルにフォーカスをあて取材をおこない、その人の苦悩や挫折、想いなどを紹介する。経営者や職人などの人生に共感を覚えるビジネスパーソンに人気。

 

  • 未来世紀ジパング

テレビ東京 月曜日 22:00-22:54

http://www.tv-tokyo.co.jp/zipangu/

 

海外から見た日本、これから伸びる海外の市場、海外に挑む日本のベンチャーなどを紹介している。

 

 

  • ガイアの夜明け

テレビ東京 火曜日 22:00-22:54

http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/

 

何かに挑戦している人物や会社を取材し紹介する番組。毎回取材先の業界もテーマが異なるが、毎週見ている人が多い。

 

  • カンブリア宮殿

テレビ東京 木曜日 22:00-22:54

http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/

 

作家の村上龍が、経営者や政治家、偉人をゲストに迎え、その活動や実績、失敗談や成功法などをインタビューしながら紹介していく番組。

 

  • がっちりマンデー!!

TBS 日曜日 7:30-8:00

http://www.tbs.co.jp/gacchiri/

 

毎週一つのテーマについてお金と経済という側面から紹介していく番組。身近な商品や会社が紹介されることが多く、構成も分かりやすく、幅広い年齢に人気。

リスニングの勉強にもなりますのでチェックしてみて下さい。

 

いま日本のラーメンは世界中で大人気で、日本の有名ラーメン店の多くが海外出店をしている。

これまでラーメン屋として独立開業するには、他のラーメン店で数年修業をして、味付け、材料の仕入れなどを学んでから、というのが一般的だったが、7日間でそれらのノウハウを集中的に学べる大和麺学校(yamato noodle shcool)が話題だ。

 

English http://yamatonoodle.com/

Korean http://www.yamatokorea.co.kr/

Chinese http://yamatonoodle.com.cn/training/ramen-course-singapore

 

この学校では、以下のような内容を学べる。

1-2日目 オリジナル麺の作成・元ダレ、トッピングの作成

3-5日目 煮玉子・オジリナルスープの作成・あなただけの独自ラーメン完成

6-7日目 店舗レイアウト、人材育成、立地診断・・・麺専門店の為の経営講義

 

日本だけではなく、シンガポール校やLA校もあり、外国人の生徒も多く、すでに3000名以上が卒業している。そして、今はなんと3ヶ月待ちだそうだ。

 

卒業生がLAで開業したお店  http://www.yelp.com/biz/ramen-bushi-do-issaquah

 

ちなみに、この学校は、ラーメン学校の他に、うどん学校、そば学校も開講している。

先日、筆者はハワイに旅行に行った際、丸亀製麺(Marukame)という日本のうどんチェーン店が大行列を作っているのを見た。 http://www.toridollusa.com/index.php

もちろんラーメンも良いが、5ドル程度でお腹いっぱいになれるうどんの人気が、これから上がってくると筆者は予想している。なぜなら、味、コスト、だけでなく、お店のオペレーションが、他のレストランと比べてシンプルに出来るからだ。

日本で働きたいという方は、やはり、日本の会社の給料が気になりますね。そこで今回は、企業の平均年収を調べる方法をご紹介します。

 

(1) Yahoo Finance

一番手軽な方法です。

Yahoo Finance http://finance.yahoo.co.jp/ を開き、企業名で検索し、「企業情報」をクリックすると、従業員数、平均年齢、平均年収が出てきます。(株式を上場している企業だけが対象です)

 

(2) 有価証券報告書

企業の有価証券報告書には、従業員数、平均年齢、平均年収に加えて、社員の平均勤続年数も載っていますので、平均勤続年数も調べたい方には、こちらをお勧めします。

 

有価証券報告書は、金融庁のEDINET http://disclosure.edinet-fsa.go.jp/で見ることができます。EDINETは英語にも対応しています。

「書類検索」を押して、会社名を入力し「有価証券報告書」を選択します。その中の「従業員の状況」に記載されています。

ただし、その会社が設立間もなければ、平均勤続年数は短くなりますので、注意が必要です。

 

 

(3) 就職四季報

本格的に調べたい方には、就職四季報をお勧めします。

この本には、平均年収、残業状況、有給休暇取得状況、30歳賃金、といった詳しい情報がたくさん掲載されています。新卒入社3年後離職率といった独自の情報もあります。

https://goo.gl/hL30N1

 

中小企業の情報を網羅した「優良・中堅企業版」もあります。

https://goo.gl/kYkFWr

 

(4) 口コミ

これまでに紹介したのは、世間に出ているデータを調べる方法ですが、やはり口コミも気になりますよね。

希望している会社と同じ業界で勤めている人や、できれば、実際にその希望の会社で働いている人に話を聞くのが一番ですが、もしそういった人が知り合いに居なければ、SNSを活用したり、または人材紹介会社を活用してみるのも良いでしょう。

最近、日本人経営者の間で「あの会社がうちの業界に参入してきたら終わりだ」と恐れられている会社があるのを皆さんはご存知だろうか?

ネット動画事業、DVD/CDレンタル事業、ゲーム事業、オンライン英会話、オンライン証券、太陽光発電、MVNO事業、など2017年3月時点で約40ものサービスを合計15か国に展開しているDMMという会社だ。

まだ海外ではあまり知名度はないかも知れないが、今回はこのDMMを皆さんに紹介したい。

 

日本人には有名な話だが、DMMはもともとはアダルトビデオで成長した企業である。

まずは簡単に同社の沿革を見てみよう。(wilipedia より一部抜粋)

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1980年代後半 – 現会長のMr.亀山がレンタルビデオ店を開業

1998年 – AVの配信サイト「DMM」を開始

2003年 – DVDオンラインレンタル事業に参入

2006年 – テレビCM開始

2009年 – 証券会社を買収し、FX事業に参入

2012年 – 太陽光発電事業に参入

2013年 – オンライン英会話スクールを開始

2014年 – DMM mobile(MVNO) 開始

2016年 – DMM.Africa立ち上げ。

2017年 – DMMアカデミー(2年生私塾)を設立

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手広くビジネスを広げているのが分かる。

私は、同社の強みは、主に次の3つだと思っている。

 

(1) 非上場

(2) キャッシュリッチ

(3) 亀山会長の戦略力

 

順番に見ていこう

 

(1) 非上場

非上場企業であるため、事業計画や主要収益源の詳細を公表する必要がない。

他の上場企業のIR資料などを分析して、自社が勝てる領域を虎視眈々と狙うことができる。

 

 

(2) キャッシュリッチ

AV事業で豊富な利益が上がっているため、それを他事業に投資する、という戦略が採れる。

特にオンライン英会話では、2013年と後発だが、積極的なテレビCMと、他社より安い料金体系で一気にシェアを伸ばした。まずマーケットシェアを奪ってから値上げをするという戦略だ。

 

(3) 亀山会長の戦略力

同社を率いる亀山会長は、素顔を公表していない。しかし、インタビューや講演は多数引き受けており、その内容につい引き込まれてしまう。亀山会長に対する私の印象は「戦略家」の一言に尽きる。氏の戦略力には、私も一経営者として脱帽する。勝てない戦いはしないし、勝てる戦いだけするという姿勢を徹底している。

 

ビジネスニュースアプリ(NewsPicks)では、亀山氏と他の経営者や著名人との対談を多数読めるので、チェックしてみてはいかがだろうか? 対談形式で読めるので読みやすく、読解の勉強にも、戦略の勉強にも、また関連ビジネスの情報収集にも役に立つだろう。

https://newspicks.com/user/9314/

 

かつて世界中にビジネスを広げた日本の総合商社は、多種多様なビジネスを手掛けていたことから「ラーメンからロケットまで扱っている」と言われていた。そして、今DMMは、AVから教育まで扱い、業績をグングン伸びしている。

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