いま旅行は難しいですが、コロナが無事に終息したら、たくさんの人に日本旅行を楽しんで頂きたいです。

そこで今回は、日本旅行の計画を作るポイントと、日本旅行をもっと楽しくするためのポイントを合わせて8つご紹介します。

 

まず、日本旅行の計画を作るポイントは、次の5つです。

1.旅行の目的を決める。

2.予算と日数を決める

3.行き先を決める

4.やりたいことリストを作る

5.実際にスケジュールを作ってみる

 

それでは、順番に見ていきましょう。なお、1-4は順番が前後しても構いません。何度か計画を作り直すこともあるかも知れませんが、それもより良い計画作りのプロセスです。

 

1.旅行のテーマを決める

日本旅行が初めての方や回数が少ない方は、「東京と大阪」というように観光地そのものをテーマにしても良いでしょう。リピーターの方であれば、例えば、「美味しいお寿司を食べ比べしたい」「たくさんの温泉に入りたい」「インスタ用に格好良い写真を撮りたい」というような具体的なテーマも良いでしょう。いくつか挙げたら、それらの優先順位を考えてみましょう。

 

2.予算と日数を決める

予算と日数を決めることは、現実的な計画にするために必要なステップです。

 

3.行き先を決める

出来るだけ多くの場所に行きたいと考えるのが普通ですね。目的と予算と日数を考えながら、現実的に行ける場所を決めましょう。

 

4.やりたいことリストを作る

具体的にどこで何をしたいかを決めてリストを作りましょう。たくさん挙がる場合は、それらの優先順位も考えましょう。

 

5.実際にスケジュールを作る

宿泊場所、移動方法、移動時間、やりたいことの所要時間などを調べて具体的なスケジュールを作りましょう。日本での移動は、電車も飛行機も、予定通りに行くことが多いですが、時間に余裕をもってスケジュールを組みましょう。

 

以上が基本的なポイントです。

次に、日本旅行をもっと楽しくするためのポイントを3つお伝えします。

 

6.WEBだけでなくガイドブックでも調べる

リサーチはWEBでも出来ますが、一つ一つサイトを調べていくのは時間が掛かるものです。そこで私は、効率的に情報を調べられるガイドブックを買うようにしています。ガイドブックを家族と一緒に見ていると、「あ、このお店にも行きたい!」という意見が出てくることも多いですし、値段も1冊千円位で安いです。

ちなみに、日本国内のガイドブックとしては「るるぶ」や「まっぷる」が有名です。どちらも日本人の日本国内旅行を想定したものですので日本語版しかありませんが、その分、詳しい情報が載っていますし、写真が多いので、日本語に自信が無い方でも参考になると思います。

 

 

るるぶ 東京 https://amzn.to/2WlcdDU

るるぶ 大阪 https://amzn.to/35SP8vt

るるぶ 北海道 https://amzn.to/3bjnvwE

るるぶ 沖縄 https://amzn.to/3cvfYwk

 

 

7.旅行プランニングのプロに頼む

プランニングが苦手な人や時間をかけられない人は、旅行プランニングのプロに頼むのも良いかも知れません。

coconalaはスキルのシェアリングエコノミービジネスを扱っているサイトなのですが、旅行のプランニングをしてくれる人もいます。

 

https://coconala.com/services/45520?waad=twyeQ5fH

この人は日本全国どこでも2泊3日なら1,500円でプランを組んでくれます。

https://coconala.com/services/45883?waad=twyeQ5fH

この人は北海道旅行を3泊4日なら3,000円でプランを組んでくれます。

 

8.旅行後にアルバムを作る

我が家は海外旅行に行ったら、その旅行毎にアルバムを作っています。デジカメや携帯で撮った写真データは、家族全員で見返す機会は意外と少ないものです。アルバムにしておくと、家族の団らんタイムに、思い出話を楽しめるのでお勧めです。

 

日本語学習者の皆さんは、出来るだけ日本語で情報を調べるようにしましょうね。

日本語の先生と旅行の計画について話すのもきっと良い練習になるでしょう!

 

 

皆さんは、日本語を書きますか?

 

「日本語を話す機会はあるけど、書く機会は無い」という人は多いです。また、「日本語を話す練習はしているけど、書く練習はしていない」という人も多いです。

 

そこで、今日は皆さんに、日本語を書く練習の効果についてお伝えします。言いたいことが頭の中で整理されて、そのために必要な語彙・表現も分かっていて、初めて文章を書くことが出来るようになります。これは逆に言えば、書くことが出来れば、言う事も出来るということです。

 

ただし、注意点が1つあります。それは、自分のレベルにあった文字数やテーマの文章を書くことです。初心者が、いきなり複雑なテーマで、長い文章を書くのは大変です。レベル別の目標文字数を次の表に用意しましたので参考にして下さい。

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レベル 文字数(時間)

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10 700字(3分)

9 600字(2分)

8 500字(2分)

7 400字(2分)

6 350字(1分)

5 300字(1分)

4 250字(1分)

3 200字(1分)

2 150字(1分)

1 100字(30秒)

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※レベルはJ-OSの10段階の指標を基準にしています。

※時間は、書いた文章を読むための目標速度であり、日本のアナウンサーのスピードとほぼ同じです。

 

書く練習は大変です。でも、そうだから効果があります。ぜひトライしてみてください。

日本で美味しい物を食べることを楽しみにしている人は多いでしょう。しかし、コロナウィルスが猛威を振るっている今(この記事を書いている2020/3/10時点)、グルメ旅行は難しい状況です。そこで、遠くへ行かなくても日本中の美味しい食事を楽しめる方法をご紹介します。

 

 

皆さんは、”お取り寄せ”という言葉を聞いたことがありますか? 買い物に行ったお店に買おうと思っていた商品が無かった場合に、他の場所から取り寄せる行為が語源です。「取り寄せる」が名詞化したものが「取り寄せ」で、それをより丁寧に言うために「お」が付き、“お取り寄せ”という言葉が多く使われるようになりました。そして、今では「人気の食料品を通販で購入すること」の意味で使われるケースが増えています。

 

人気のお取り寄せサイトを5個集めましたのでご紹介します。

 

dancyu.com

https://www.dancyu.com/

人気グルメ雑誌「dancyu」が運営する通販グルメサイト

 

おとなの週末お取り寄せ倶楽部 (おとなのしゅうまつおとりよせクラブ)

https://www.otoshu.com/

人気グルメ雑誌「おとなの週末」が運営する通販グルメサイト

 

婦人画報のお取り寄せ (ふじんがほうのおとりよせ)

https://fujingaho.ringbell.co.jp/shop/

女性向け雑誌「婦人画報」が運営する通販グルメサイト

「danch」や「おとなの週末」はやや男性向けですが、こちらはやや女性向けで、スイーツも充実しています。

 

47CLUB(よんななクラブ)

https://www.47club.jp/

地方の名産品、特産品、ご当地グルメに強いお取り寄せサイト。

日本の47都道府県の美味しい商品を、各地の地方新聞社が厳選して紹介しています。

 

にっぽんの宝物 (にっぽんのたからもの)

https://www.ecshop.undiscovered.jp/

ほとんどの生産者が小規模事業者のため、大量生産が出来ないものの、品質が高く評価されている商品を紹介しています。

他のサイトと比べると商品数は少ないのですが、隠れた地方の名産を見つけたい方におすすめです。

 

楽天(らくてん)

https://event.rakuten.co.jp/food/area/

日本のEC最大手である楽天のお取り寄せサイト。日本全国の人気商品が幅広く集まっています。

 

どのサイトも美味しそうな料理や食材がいっぱいで、きっと見ているだけでも楽しくなりますよ。

お取り寄せで日本の美味しいものを楽しんで下さい。

日本では大人でもマンガを読む人が多いのですが、大人がマンガを読むのは恥ずかしいことだと考えられている国もあるようですね。J-OSユーザーのほとんどはビジネスパーソンですので、マンガを読む人は少ないかも知れませんが、日本のマンガには大人でも楽しめるものがたくさんあります。そこで今回は、ビジネスパーソンでも楽しめるようにビジネスをテーマにしたマンガを集めてみましたので、ご紹介します。

 

課長島耕作 https://amzn.to/2uGyG35

 

ビジネスパーソンが主役のマンガと言えば、おそらく多くの日本人がこの作品を挙げるでしょう。テレビドラマ化もされている。日本の大手電機メーカーに勤める島耕作が主人公で、競合企業の合併や海外企業からの買収対策など、時事ネタや本当に起こりそうな場面が多く出てくる。課長だった島耕作は、部長、取締役、、、と出世していき社長にまで登りつめる。役職が変わると「部長島耕作」「取締役島耕作」「社長島耕作」というように作品のタイトルも変わっていく。

なお、「部長島耕作」https://amzn.to/2ONPN9Y 「社長島耕作」https://amzn.to/31OfZXr については、バイリンガル版も出ている。

 

 

サラリーマン金太郎 https://amzn.to/2w3S22v

 

こちらの作品も人気がありテレビドラマ化されている。主人公である矢島金太郎は建設会社に勤めるサラリーマンで、彼の活躍と成長が描かれている作品。外資系投資銀行に転職したシリーズもある。

 

インベスターZ https://amzn.to/2Hkekj8

 

投資について理解を深められるマンガで、ストーリーを楽しみながら投資家としてのマインドも育ててくれると評判の作品。

企業情報を提供する会社四季報はこの作品のことを「投資ビギナーにも、一定の経験を積んだ投資家にも、勝つための「気づき」を与えてくれる作品」と紹介している。また、実在する日本人経営者も多く登場しており、実在する企業とのコラボ企画も多い。

 

コンシェルジュ https://amzn.to/2SznE7S

 

ホテルのコンシェルジュを主人公にした作品で、宿泊客やスタッフが巻き起こす様々な問題や頼み事を解決していくストーリー。ホテルに限らず、接客に携わる人全員が楽しめるでしょう。

 

闇金ウシジマくん https://amzn.to/2vo5NJg

 

この作品はドラマ化も映画化もされている。闇金が主人公のためダークな内容だが、お金のトラブルに巻き込まれないようにしようと思わせてくれる作品で、この作品を勧める経営者は少なくない。日本のダークな社会も知りたい方にオススメ。

 

最近はKindle版が出ているものも多いようですので、良かったら試してみてください。また、以前に書いたこちらの記事もご覧ください。

 

ビジネス日本語学習者にお薦めの日本のビジネス雑誌10選!

https://j-os.com/ja/japanese-business-magazine-top-10-recommended-for-business-japanese-learners/

ビジネス日本語学習者にお薦めの日本のビジネスドラマ18選!

https://j-os.com/ja/popular-18-business-japanese-dramas-recommended-for-business-japanese-learners/

皆さんが、日本で旅行をする時、どんなところに泊まりますか?

ホテル、旅館などに泊まる人が多いと思いますが、最近はキャンピングカーをレンタルして泊まる人が増えているそうです。

日本旅行が初めての場合、東京、富士山、京都、大阪、という、いわゆるゴールデンルートを選ぶ方が多いでしょう。しかし、リピーターは、ゴールデンルート以外の場所、特に日本の田舎に行きたくなる方が多く、一般のツアーでは満足できない人がキャンピングカーを利用するケースが多いそうです。

 

そこで、今回は新しい旅行スタイルとして人気になりつつあるキャンピングカーを使った日本旅行について書いていきます。

 

キャンピングカーを使った日本旅行のメリット

(1)コストパフォーマンスが良い

通常、日本のホテルや旅館では、1名あたりの金額が設定されています。一方、キャンピングカーは1台当たりの金額ですので、利用人数が増えると1名あたりの金額は安くなります。さらに交通費もガソリン代と高速代をみんなで割れば安くなります。

 

(2)3人以上でも一緒に泊まれる

日本のホテルでは大人が3名以上で泊まれる部屋は多くありません。キャンピングカーであれば、大人4人が一緒に泊まれる車も多いです。

 

(3)自由な旅行プラン

電車やバスは運行スケジュールが決まっていますが、キャンピングカーであれば自由な旅行プランが組めます。また、電車やバスではいけない場所にも行くことができるようになります。ツアーがあるのは、人気がある場所だけです。他の外国人旅行者が行っていないあなただけのスペシャルな場所にも行けます。

 

キャンピングカーを使って日本旅行をする人にオススメのサービス

外国語の説明が充実している会社を調べてみましたので、ご紹介します。

 

(1)キャンピングカーのレンタル : Japan Campingcar Rental Center

https://japan-crc.com/en/

https://www.facebook.com/japanrv/

 

(2)キャンピングカーのシェアリングサービス : CarStay

https://carstay.jp/en

https://www.facebook.com/carstay55 

 

 

キャンピングカーを使って日本旅行をする時の注意点

便利でコストパフォーマンスの良いキャンピングカーですが、幾つかの注意点もあります。

 

(1)運転資格

日本で車を運転するには、当然、日本で有効な運転免許が必要です。

国によっても異なるので、こちらのサイトで確認しましょう。

https://www.nipponrentacar.co.jp/english/user-guide/driverslicense.html

 

(2)異なる交通ルール

皆さんの国と違う交通ルールもあるでしょうから、事故やトラブルが無いように、安全運転で楽しんで下さい。日本は左側通行です。都会の中心部を走る高速道路(東京、大阪、名古屋等)は、日本人でも迷うくらい出口と入口が多いので気を付けて下さい。

 

(3)車の大きさ

キャンピングカーは普通の乗用車より大きく、車高が高いため安定感が悪いです。そのため、接触事故や横転事故が、他の車より起きやすいので気を付けて下さい。また、日本には細い道も多いです。

 

(4)車中泊できるスポットが限られる

アメリカのように車中泊ができるRVパークは、まだ多くはありません。また、最近は、車中泊で長時間駐車場を占拠する人が増えトラブルになるケースもあります。旅行プランを考える時に、車中泊が出来るスポットも調べておきましょう。なお、前述したCarStayのサイトでは、車中泊できるスポットを紹介しています。

https://carstay.jp/en/stay 

 

 

普通の旅ではつまらないという人は、こういった新しいスタイルにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

皆さんの日本旅行が楽しいものになるよう願っています。

もし、みなさんが日本で働くとしたら、企業を選ぶ時の基準は何ですか?

日本で就職活動をすると、「就職人気ランキング」というもの目にする機会がよくありますが、ハッキリ言って、このランキングは参考になりませんので、今回はその理由を解説します。そして、他にどのようなランキングがあるかを紹介します。

 

理由1:回答者が就職活動を始めたばかりの大学生だから。

だいたい、このようなランキングを作る時は、企業の合同説明会に来ている大学生にアンケートを取っていることが多いです。このため、回答者が知っている企業数も、企業の実情も、極めて限定的です。ゼロビギナーの日本語学習者に、おすすめのビジネス日本語教材を聞くようなものですね。

 

理由2:実態は知名度ランキング

1つめの理由とも関係しますが、ランキング上位企業は、BtoBよりBtoCビジネスをやっている企業がほとんどです。日本にはBtoBの優良企業もたくさんありますが、そういった企業は知名度が低いので、就職人気ランキングには登場しません。

 

では、代わりにどういったランキングを参考にすべきでしょうか?

考えられるものが幾つかありますので、その候補を紹介します。

 

候補1:転職人気ランキング

例:https://doda.jp/guide/popular/

すでに働いている人に「転職するとしたらどこの企業が良いですか?」という質問をしていますので、学生に聞くよりも企業の実態に近いと言えるでしょう。

 

候補2:平均年収ランキング

例:https://toyokeizai.net/articles/-/257530

給料を最重要視する人は多いでしょう。そういった人には、社員の平均年収が参考になるでしょう。

 

候補3:生涯賃金ランキング

例:https://toyokeizai.net/articles/-/310498

終身雇用制度が根強かった日本では、年収ではなく、生涯賃金のランキングを重視する人は少なくありません。

 

候補4:海外勤務者数ランキング

例:https://toyokeizai.net/articles/-/206216

将来母国へ戻って働けるかどうか、語学力を生かせる職場かどうか、グローバルにビジネスを行っているか、このような点を気にされる方は多いでしょう。このランキングは、「その企業で何名が海外で働いているか?」を知ることが出来るランキングです。

 

他には、営業利益率ランキングや海外売上比率ランキングなども参考になるかも知れません。

 

ただし、このようなランキングは、業界や事業モデルによっても異なりますし、集計をした時期によっての変動もあります。このため、自分の条件にピッタリ合うランキングというものは、むしろ存在しないと考えた方が良いでしょう。

 

では、どうするのが良いでしょうか?

 

自分が働きたい業界や職種が決まっている人は、その業界や職種に絞ったランキングを自分で作ってみるのも良いでしょう。また、例えば、平均年収ランキングと海外勤務者数ランキングの2のランキングが気になる人は、その両方にランクインしている企業のリストを自分で作ってみるのも良いでしょう。

 

今回の記事ではランキングを活用する方法について書きましたが、もちろん、そういったランキングを活用しなくても、行きたい業界ですでに働いている人に相談してみるという方法もオススメです。

 

なお、Japanese for Job Hunting (外国人留学生のための就活日本語講座) という無料の動画講座をYouTubeで配信していますので、興味がある方はそちらもご覧ください。

チャンネル登録やGOOD評価をして頂けると嬉しいです 🙂

https://www.youtube.com/channel/UCZtUc_wd7BOKT9BvhRjyvsg/featured

 

皆さんが就職や転職に成功することを願っています。

 

みなさんは、オーディオブックとかAudibleというサービスをご存知ですか?オーディオブックとは、ナレーターや声優が本を朗読した「聴く本」です。電車や車での移動時間、家事の途中、ランニング中などにも「ながら読書」を楽しめます。そして、AudibleはAmazonが運営しているオーディオブックのサービス名です。

 

実は、Audibleについては、1年位前に別の友人からも教えて貰っていたのですが、当時はビジネス書が少なくて試しませんでした。そして、先日、当社の日本語教師からも勧められて改めてチェックしたところ、ちょうど買おうと思っていた本があったので試してみたのですが、すごく便利で私はハマってしまいました。そこで、今回は、このAudibleのメリットについてまとめてみました。

 

メリット1:スピード調整ができる

Audibleは0.5倍速-3.5倍速までの間でスピード調整が出来ますので、自分が聞き取れるスピードで聞くことが出来ます。最初はユックリ、慣れてきたら早くする、ということが出来ますので、リスニングの練習にバッチリです。

 

メリット2:ビジネス書を題材に選べる

ビジネス書を選べば、リスニングの練習をするのと同時に仕事に役立つ情報を得ることが出来ますので、一石二鳥です。

 

メリット3:本のレビューを見極めてから読むことができる

Audibleに似たサービスにPod Castがありますが、Pod Castは配信者によって内容の質がバラバラです。

しかしAudibleの場合、同じ内容の本を読んでいる人からのレビューがありますので、自分が読みたい本かどうか事前に分かります。

 

メリット4:本を読む時間を短く出来る。

歩きながら本を読むことは難しいですが、駅から事務所までの移動中、散歩中、車の運転中でも聞くことが出来ます。

私は移動の合間に本を読むことが多いので、ビジネス書1冊を読み終えるのに、だいたいいつも数日はかかっています。

今回買った本で試してみたところ、1冊を1日で読み終える(正確には聞き終える)ことが出来ました。

ちなみに、私は2倍速で聞きました。

 

なお、Audibleにはデメリットもあります。それは利用料です。

以前は月額利用料を払えば聞き放題だったようですが、今は月額利用料で聞けるのは1冊までです。2冊目以降は割引価格で聞くことが出来ます。

 

例えば、今回私が読んだ「多動力」という本は、通常の本だと1,540円ですが、Kindleだと418円です。

Audibleの月額利用料は1,500円ですので、Kindleの方が安いのです。

ただこれは、ナレーターに読んで貰い、録音するための費用が掛かっているのでしょうがないでしょう。

(いずれも記載の金額は、2019年11月07日時点)

 

多忙なビジネスパーソンにとっては「時は金なり」ですから、それでも私はAudibleのメリットが大きいと思います。

今、Audibleは1冊無料キャンペーンをやっていますので、皆さんも試してみてはいかがでしょうか?

https://www.amazon.co.jp/b/ref=adbl_JP_as_0068?ie=UTF8&node=5816607051&tag=japanonlinesc-22

1か月間の無料体験期間が終わると月額1,500円のサービスになりますが、その前に解約すればお金は一切かかりません。

リスニング練習は、やはり自分が興味がある内容の方が楽しいですよね。

以上、参考になれば幸いです!

よく「オススメの教科書は何ですか?」と聞かれることは多いのですが、これほど答えづらい質問はありません。

なぜなら、あなたの日本語学習歴、学習目標、学習スタイル、学習環境、予算、好みなどによって、オススメの教科書は異なるからです。そこで今回は、「教科書を選ぶ際の注意点」についてまとめました。

 

(1)AmazonのReviewは参考にするな

私はよくAmazonで買い物をします。そして、買い物をする時は、他の人が書いたReviewを参考にします。しかし、教科書を選ぶ時は、AmazonのReviewはあまり参考になりません。なぜなら、教科書を選ぶ時は上述した要素を考慮しなければなりませんが、それらについて触れているReviewはほとんどないからです。ビジネスパーソンと学生とでは学習環境は異なるでしょうし、掛けられる予算も異なるでしょう。そういったことが考慮されていないのです。

また、同じ教科書でも、売られている地域によって評価が異なるようです。一例として、よく我々も初級者向けレッスンで使っている[Japanese for Busy People I: Kana Version (Revised 3rd Edition)] の評価を英語圏の国のAmazonを調べてみたら、次のような結果になりました。(2019/10/11時点の情報です)

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地域 評価 レビューの件数

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日本 / 3.5 / 14件

US / 4.1 / 85件

UK / 4.4 / 100件

CA / 4.3 / 19件

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上記のように、同じAmazonで、同じ商品でも、日本とUKとでは評価が0.9ポイントも違います。

 

(2)一般の書店では売られている種類が少ない

私は海外に行ったら、その土地の大きな本屋に行って、どんな種類の教科書が売られているかチェックしています。しかし、海外では日本語学習者数が少ないので、つまり、書店の売上にあまり貢献しないので、売られている教科書の種類が少ないです。

 

(3)一般の書店では店員のアドバイスを期待するな

一般の書店の店員は日本語学習についてまったく知らないでしょう。そのため、店員のアドバイスは期待できません。「良く売れているのは です」と答えるかも知れませんが、売れている教科書があなたにとって最適な教科書とは限りません。

 

(4)一般の日本人のアドバイスも期待するな

日本人の友達がいる場合、その友達にアドバイスを求めるかも知れません。しかし、一般の日本人は、外国人への日本語教育がどういうものかまったく知りません。日本語学習用にどんな教科書があるかさえも知りません。

 

このように教科書選びは非常に難しいのです。では、誰の情報を参考にすればいいのでしょうか?あなたに有益な情報をくれるであろう人・場所を考えてみました。

 

 

(1)プロの日本語教師

日本語教師に相談するのが、最適な答えを得られる確率が一番高いでしょう。ただし、日本語教師には、当然、素人も居ればプロも居ます。オススメの教科書について適切なアドバイスをするためには、多くの教科書について深く理解している必要がありますが、1冊しか使ったことがない教師もいます。1冊しか使ったことが無い教師と、100冊使ったことがある教師とでは、どちらのアドバイスの方が信頼できるでしょうか?その教師がこれまでに何冊使ったことがあるか聞いてみましょう。最低でも10冊、出来れば20冊以上使える教師に聞きましょう。

(2)日本語教材専門店

もしあなたが日本で買うことが出来るのであれば、日本語教材専門店に行って、そこで実物を見比べながら選ぶのも良いでしょう。

日本語教材専門店のリンクを幾つか載せておきます。

凡人社  http://www.bonjinsha.com/

にほんご書店そうがく社 http://www.sogakusha.co.jp/

日本語ブックスオンライン http://books-online.jp/

 

(3)日本語が上手な友人

あなたが目標とするレベルにすでに達している友人がいたら、その人の意見は参考になるかも知れません。特に同じ母語の友人の意見が良いでしょう。ただし、その人も、多くの教材を知っているわけではなく、あくまでもその人の限られた経験談でのアドバイスになる点を理解しておきましょう。

 

(4)日本語学校のカリキュラム

もし、上記のいずれも難しい方は、日本語学校が使用している教科書がヒントになるかも知れません。通常、日本語学校には、レベルや学習目的別のコースがありますので、自分のレベルや目的に近いコースで使用されている教科書を調べてみましょう。

J-OSのウェブサイトにも、コース別のおすすめ教材を載せていますので、興味がある方は以下のページをご参照下さい。

 

英語用

一般日本語コース >

https://j-os.com/en/courses/generalcourse/

JLPT対策コース >

https://j-os.com/en/courses/jltpprepcourse/

ビジネス日本語コース >

https://j-os.com/en/courses/businesscourse/

 

日本語用

一般日本語コース >

https://j-os.com/ja/courses/generalcourse/

JLPT対策コース >

https://j-os.com/ja/courses/jltpprepcourse/

ビジネス日本語コース >

https://j-os.com/ja/courses/businesscourse/

 

※当社のメインユーザーは、英語圏または英語が話せるビジネスパーソンですので、

非英語圏の方、英語が話せない方、学生の方には合わない可能性がありますのでご注意下さい。

 

 

いかがでしたでしょうか?

良い教科書に出会えるかどうかは、あなたの日本語学習を成功させる重要な要因になりますので、ご参考になれば幸いです。

 

前回、「日本に旅行に来る外国人が増えている8つの理由」というテーマでも書いたように、日本に旅行に来る外国人は増えています。一方、日本人のパスポート保有率は25%で、先進国の中で最も低い水準です。

 

日本のパスポートは、世界189もの地域に、ビザなし、または、アライバルビザで行けるため、世界最強のパスポートと言われています(*)。それにも関わらず、なぜこんなに低いのでしょうか?それには、幾つか理由がありますので、今回はその理由を検証してみましょう。

 

(1)島国だから

日本は周囲を海に囲まれた島国です。隣の国と陸路では繋がっていませんので、飛行機や船で行かなくてはなりません。

車で気軽に行くことが出来ませんので、心理的にも、金額的にも、ハードルが高いです。

 

(2)安全面の不安

日本は治安が良い国です。

このため、海外で危険な場面に遭遇することを心配する人は、今でもいます。

 

(3)長い休みを取りにくい

ヨーロッパの国の方とお話をしていると、1か月もの夏休みを取っている方は少なくありませんね。

しかし、一般的な日本人の夏休みは1週間程度ですので、海外をゆっくり旅行して回るという計画は立てにくいです。

 

 

(4)日本国内にも見どころがたくさんある

日本は、北海道から沖縄まで縦に長い国です。また四季がハッキリと分かれています。

そのため、日本国内でも、場所やタイミングによって、まったく異なる雰囲気を味わうことが出来るので、わざわざ海外まで行かなくても良い、と考える人も居ます。

 

 

(5)日本が快適だから

これは特に若い人に多いのですが、「日本が快適で、安全で、安くて、食事も美味しいから、わざわざ高いお金と時間を使ってまで、海外に行きたいとは思わない」という意見も多いです。私自身は、若い時にバックパッカーをしていましたし、お金と時間を使ってでも、自分の世界観を広げていくことが大切だと思っていましたが、最近は上記のような考えの人が増えているようです。

 

 

皆さんの国では、パスポート保有率は何パーセントですか?

 

出典:https://www.henleypassportindex.com/global-ranking 

2018年に日本を訪れた外国人観光客は3,000万人を突破しました。2011年と比べると約5倍の人数です。このように急激に伸びているのには理由がありますので、今回はその理由について検証してみましょう。

 

 

理由1:世界全体で海外旅行をする人が増えている

まず日本に限らず、世界中で海外旅行をする人数が増加傾向です。UNWTOによると、2018年は2011年の約1.4倍の人数が海外旅行をしています。

2011年:約10億人

2018年:約14億人

ただし、前述の通り、これだけでは日本が5倍伸びた理由にはなりません。

 

理由2:和食の人気

2013年に和食はユネスコ無形文化遺産に登録されました。また和食に限らず、美味しくて健康的な食事を安く食べられる店が日本にはたくさんあります。

 

 

理由3:日本文化への興味を持つ人が増えている。

神社やお寺、日本の田園風景など、日本文化に関心を持つ人が増えています。柔道や剣道、茶道などがキッカケになった人も居れば、アニメやマンガ、ゲームがキッカケになった人も居ます。

 

理由4:アジア諸国の経済的成長

アジア諸国の経済成長に伴い、経済的余裕をもった人が、海外旅行に行くようになりました。そして、距離が近い日本を海外旅行先に選ぶ人が増えました。

 

理由5:円安の進行

USドルとの為替Rateは、2011年に対ドル最安値を記録した時は約75円でしたが、2019年7月29日(記事執筆時)は約108円です。

当時と比べ、日本の物価は3割安く感じられる状態ですので、買い物をしたい人にとってはとても有利な状況です。

 

理由6:LCCの普及

LCCが普及し、海外旅行に安く行けるようになりました。特にLCCは短距離や中距離を得意としますので、アジア圏から安く来られるようになりました。

 

理由7:国の政策

観光ビザの要件を緩和したのも理由の1つに挙げられます。ちなみに、日本政府は2020年に4,000万人、2030年に6,000万人という目標人数を掲げています。

 

理由8:リピーターが多い

観光庁のデータによると、外国人観光客の61.4%が、訪日回数2回目以上のリピーターで、特に、台湾、香港では10回以上日本を訪れているリピーターが2割程度を占めているそうです。

ちなみに、私は「この10年間で日本に50回以上旅行に行った」という台湾の方にお会いしたことがあります。平均すると1年で5回日本旅行をしている計算ですから、ほとんどの日本人より多く日本を旅行していることになります。

 

日本に行ったことが無い人は、日本に旅行に行きたい理由を、日本に行ったことが有る人は、また日本に旅行に行きたい理由を、を教えて頂けると嬉しいです。

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