日本に自動販売機が多いことは、皆さんご存知だと思います。

飲み物やタバコだけではなく、アイス、カップラーメン、お菓子、バナナ、ピザ、本、傘、おむつ、クレープ、などを売っている自動販売機もあります。

 

*余談ですが、地震などの災害時には、中に入っている商品(主に飲料)を無料で提供する機能を持った自販機がたくさんあります。

 

ドリップコーヒーを淹れる自動販売機も人気です。

https://www.youtube.com/watch?v=TFSi2b1LPMQ 

 

私が一番驚いたのは、結婚指輪を売っている自動販売機です。デート中にプロポーズして、その直後に買う人がいるそうです。

 

ところで、皆さんは、日本に自販機が多い理由を幾つ挙げられますか?(理由を考えてから、続きを読んで下さい。)

 

https://www.youtube.com/watch?v=9UJzVLXmBG4

この動画では、「治安が良い」という理由の他に、「人口密度が高い」「販売員の人件費が高い」「現金社会(コインを良く使う)」「日本人はロボットや機械が好き」などの理由が挙げられています。

 

これら以外にも、以下のような理由があると言われています。

「夏が暑い」 ちなみに、自販機の売り上げは夏がピークで、冬は夏の半分位の売上しかありません。

「景観に関するルールが厳しくない」

「飲料メーカーが土地オーナーに自販機を無償で貸出している」 土地オーナーは、飲料メーカーから販売金額に応じたコミッションを貰えるので、狭い土地でノーリスクビジネスを始められる。

 

皆さんが挙げた理由と同じものがありましたか?

 

このように、「どういう理由があるんだろう?」と考えることはビジネスにも役立ちますし、、他の国と比較することは日本のユニークさを再発見するのに役立ちますね。

 

いずれにしても、これだけ多くの自販機がある一番の理由は、やはり日本の治安が良いからですね。これからも治安が良い日本であることを願っています。

 

 

 

 

 

皆さんは、デービッド・アトキンソン氏をご存知でしょうか?

先日、氏の講演を聞く機会があり、また著書も読んだところ新たな気付きがあったので、紹介させて頂きます。

 

 

(1) デービッド・アトキンソン氏とは?

氏の経歴は以下の通りです。 (Wikipedia より一部抜粋)

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オックスフォード大学で日本学を学ぶ。アンダーセン・コンサルティング(アクセンチュアの前身)やソロモン・ブラザーズに勤務し、1990年頃に渡日。1992年にゴールドマン・サックスに移ってアナリストとして活動し、バブル崩壊後の日本の銀行に眠る巨額の不良債権を指摘。2006年にパートナーに昇任した後、2007年に退社。

アナリストを引退して茶道に打ち込む時期を経て、日本の国宝や重要文化財などを補修している小西美術工藝社へ2009年に入社。2010年に会長就任。その後は日本の文化財の専門家として、日本の文化財政策・観光政策に関する提言なども行っている。2017年6月より、日本政府観光局の特別顧問に就任。

—————————————————————————————-

 

 

(2) デービッド・アトキンソン氏が暴く日本の不都合な真実とは?

彼は著書「新・所得倍増論」において、日本の生産性の低さを指摘しています。

例えば、我々日本人は、以下のような日本経済の輝かしい功績を良く聞かされてきました。

———————————

GDP=世界第3位

輸出額=世界第4位

ノーベル賞受賞者数=世界第7位

———————————

しかし、彼は「これらはいずれも日本の人口の多さが影響しているので、絶対数ではなく一人当たりの数値を見るべきだ」と主張しています。そこで、前述の3つの項目を「1人当たり」で見ると、

———————————

GDP=世界第27位

輸出額=世界第44位

ノーベル賞受賞者数=世界第39位

———————————

となり、決して特別な国ではないことが分かります。

 

ちなみに、輸出額はドイツ(世界第3位)の48%に過ぎません。しかも、日本の人口はドイツより1.6倍多いので、日本の1人当たり輸出額はドイツの1/3しかありません。

 

氏は日本の人口減少問題を踏まえ、日本人経営者の無能ぶりについても言及しています。

「1970年代、日本が好景気だったのは、日本の経営者が優秀だったわけではなく、人口激増による人口ボーナスの恩恵を受けたから。1990年代に人口が減少していく流れになった時、経済の有り方を全面的に変える必要があったが、日本人にその意識は足りなかった。今までの日本的経営は、ものごとの「管理」に重点が置かれていた。右肩上がりの時代はそれで良いが、今の時代は違う。世界一有能な労働者が居るにも関わらず、先進国で最低の生産性しか発揮させていない日本の経営者は「危機的」と言える。」

 

 

(3) 日本人にメッセージを伝える時の3つのポイント

私は、上述した「不都合な真実」を素直に受け止めることが出来ました。それには、以下のような理由があるのだと思います。

 

・客観的なデータを使用している。

・氏が日本経済だけではなく、日本文化にも精通している。

・日本をより良くしたいという氏の想いが伝わってくる。

 

そして、この3点は外国人である皆さんが日本人を説得したり、アドバイスするときに、重要なポイントでもあると思うのです。例えば、皆さんが日本人の上司や経営層に対して、またはクライアントに対して何か提案する時や変革を促す際には、この3つのポイントを抑えられると、成功率が高くなるでしょう。

 

デービッド・アトキンソン 新・所得倍増論

(ISBN-13: 978-4492396353)

https://amzn.to/2ACMePh

 

 

 

デービッド・アトキンソン 新・観光立国論

(ISBN-13: 978-4492502754)

https://amzn.to/2vdQMqm

インバウンド・ビジネスに関わる方はこちらもオススメです。

ビジネス日本語学習のために日本のビジネス雑誌を読むことがオススメです。

新聞も良いのですが、最新の話題が多い一方で、載っている情報が散発的ですので、特集記事等で興味がある話題を集中的に読めるという点では、雑誌の方がベタ―です。しかも、ビジネスに役立つ情報が載っているので、一石二鳥です。

そこで、雑誌のオンライン書店であるFujisanでビジネス雑誌を検索してみたのですが、なんと1375件(*1)もHITしました!こんなに多いと、どの雑誌が良いか悩みますね。

 

本屋に行って、実際に中身を見てみるのもオススメですが、全ての雑誌を見比べるのは大変でしょう。そこで今回は、日本で多く売れているビジネス雑誌のトップ5とその他のオススメ雑誌を5つ、合計で10誌を私が選びましたのでご紹介します。

 

2018年1月-3月の販売部数TOP5は以下の通りです。(*2)

No1: PRESIDENT? (319,933部)

1963年に米国FORTUNEの日本版として創刊。経営者、ビジネスリーダー層向け。月2回の発刊。質の高いビジネス情報、スキルアップ、ライフスタイルまでテーマは幅広く扱っている。

Amazon で買う / Fujisan で買う

 

No2: 週刊ダイヤモンド (125,833部)

1913年創刊。書店で一番売れているビジネス週刊誌。経済・金融・企業情報の他、多彩な連載記事・コラムなども豊富。若手社員向けの内容も多い。

 

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No3: 週刊東洋経済 (90,250部)

1895年創刊。時代にあった特集記事の他、様々な企業の特集も多く、就職活動中の学生を含めどの世代にも役立つ情報が多い。日本経済の旬を把握することが出来る。

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No4: THE21 (49,400部)

1984年創刊。月刊誌。自己研鑽に役立つ情報が多い。

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No5: DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー (20,700部)

米国ハーバードビジネスレビュー誌と全面提携した日本で唯一の総合マネジメント誌。経営者、ビジネスリーダー層向け。オピニオン・リーダーから発信される鋭い提言・解説が好評。戦略や分析に関する情報も豊富。

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これらはどれも幅広い情報を扱っていますので、皆さんの興味や仕事のポジションから合いそうなものを選ぶと良いでしょう。販売数ではトップ5には入らなかったものの、他にオススメしたい雑誌もたくさんあります。以下はその一部です。

日経トレンディ

最新トレンドや最新商品などを紹介する流行情報誌。気軽で読みやすい内容が多い。

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月刊事業構想

企業活性、地方創生、イノベーションに関する専門誌。月刊誌。経営層・新規事業担当者向け。

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宣伝会議

宣伝・広告・マーケティングの専門誌。月2回刊。

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ネット販売

その名の通り、ネット販売に特化した専門誌。月刊誌。書店では売っていないので、購入は下記リンクから。

Fujisan で買う

 

MARR(マール)

日本で唯一のM&A専門月刊誌。M&Aに携わる方々向け。

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参考までに、各雑誌のAmazonとFujisanのリンクを張っていますが、画像やリンクは最新号とは限りませんのでご注意下さい。

ちなみに、Amazonだと1冊ずつ注文しやすいのですが、Fujisanで定期購読をすると最大50%以上の割引になる雑誌もあります。自宅に届けてくれたり(日本国内に限る)、電子書籍版も読めたりしますので、良かったらチェックしてみてください。

他の雑誌も知りたい! という方はJ-OSの講師かサポートへご相談下さい(^^)/

 

*1: 2018/7/9時点

*2: 出典:一般社団法人日本雑誌協会

Airbnbが日本の法律に違反する物件の予約を全て取り消したことが話題になったり、シェアリングエコノミーにはまだ様々な問題があると言われています。しかし、まもなく上場するメルカリを筆頭に、シェアリングエコノミー自体は日本でも伸びていますので、今回は日本の主要なシェアリングエコノミーサービスを紹介したいと思います。

シェアリングエコノミーは、一般的に、物のシェア、スペースのシェア、スキルのシェアの3つに分類されます。(分け方は諸説あります。)それぞれの代表的サービスは次の通りです。

 

(1)物のシェア

メルカリ:フリマアプリとして日本で一番有名。

ラクサス:月額6,800円でブランドバッグが使い放題。若い女性に人気。

Air Closet:月額6,800円でプロのスタイリストが選んだ3着が送られてくるサービス。

Anyca :個人間で車の貸し借りが出来るサービス。

イニシャルDというマンガを好きな人ならこちらの車を運転してみたいのではないでしょうか?

 https://anyca.net/car/17548

またワイルドスピードという映画で有名になったこちらの車も人気がありそうですね。

 https://anyca.net/car/11799

※Anycaの利用には日本で発行された運転免許証が必要。国際免許証は不可。

 

(2)スペースのシェア

スペースマーケット:パーティ会場、会議室、撮影スタジオなどの貸し借りをするサービス

Akkipa:駐車場の貸し借りをするサービス。

ecbo cloak(エクホ クローク):コインロッカーには入らない大きなスーツケース等の荷物を一時預かりしてくれるスペースを紹介するサービス。英語、中国語、韓国語にも対応。

DogHuggy:愛犬家に大切なペットを預けられるサービス。ペットホテルの代わりに使う人が多い。

 

(3)スキルのシェア

個人のスキルや空いている時間を提供するサービスですが、家事や肉体労働を提供する人もいます。主に次のようなサービスがあります。

TimeTicketAny+TimesCoconalaStreet academy

また、海外在住の日本人ガイドとのマッチングに特化したトラベロコというサービスもあります。

 

外国人の皆さんは意外に思われるかも知れませんが、一般的な日本人は「有償の貸し借り」に慎重です。(困っている人に対して親切に接してくれる人は多いかも知れませんが。)シェアリングエコノミーは個人間のやり取りのためトラブルを心配する人も多いです。そのため、「多少高くてもやっぱりプロに頼もう」と考える人が多いです。

 

(1)の多くは「プロが提供するサービスと比べても遜色なく、しかもお得」なので私の周りでもユーザーが増えていますが、(3)で紹介したサービスを使っている人はまだ多くはありません。(2)で紹介したサービスについては、ユーザーや使用頻度が限られますが、特定のユーザー・タイミングにおいては強い需要があるかも知れません。

 

どのシェアリングエコノミーが流行るかは、規制の問題だけではなく、その国の国民性も大きく影響しそうですね。

前回ご紹介しました接待で押さえるべき10のポイント【準備編】に引き続き、今回は【当日編、フォロー編】の5つをご紹介します。

【当日編】

キーパーソンを引き立てる

乾杯の音頭はA社の部長、締めの挨拶の一言はB社の部長に、それぞれお願いする。(事前に「乾杯を/締めの一言をお願いしてもよろしいでしょうか?」と確認しておく。)

 

お酒が入っても気を抜き過ぎない。

接待は仕事の一部です。たとえ「今夜は無礼講ですから、遠慮なさらずに」と言われても節度あるふるまいをしましょう。もし、招待する立場であれば、相手が楽しめているか、常に目配り・気配りを。

 

お会計はスマートに

会計は、招待なのか割り勘なのかによって異なるので、事前に上司に確認しておきましょう。招待する側であれば、相手に気付かれないうちに支払いを済ませます。

 

二次会へのお誘い

招待する側であれば、念のため、二次会の会場まで予め考えておきましょう。移動の時間が少なくて済むように一次会の会場から近いお店にします。

 

【フォロー編】

御礼は翌日の午前中に。

感謝の気持ちを速やかに(出来るだけ翌日・翌営業日の午前中に)伝えましょう。一番丁寧なのは手紙ですが、最近では、電話でのお礼が主流です。

日本では取引先との親睦を深めるために「接待」を行うことがあります。社外の方と癒着しないように、接待は以前ほど頻繁に行われなくなりましたが、親睦会のような飲み会は、今でもあります。そこで、接待の場面で失敗しないために接待のポイントを10個紹介します。

【準備編】

招待されたら一人で判断しない。

会社によっては、接待に招待するのも招待されるのも禁止にしているところもありますので、念のため、上司に相談してから返事をしましょう。そして、行く場合には、誰が行くかも決めます。

 

こちら側から誰が行くか(特に上司)も事前に伝える。

「当日は、部長の○○と課長の□□と私の3名で参ります。」と事前に知らせる。だいたい、双方の参加者の役職が釣り合うようにします。

 

(誘う立場の時)キーパーソンの誘い忘れに注意する。

接待に招待する場合には、接待をする目的が必ずある筈です。そして、だいたいそれは、キーパーソンとの関係強化である筈です。もし、そのキーパーソンを直接誘えないのであれば、相手の会社の方に「御社の○○部長もご一緒にいかがでしょうか?」と、その方にも参加して欲しい旨を伝えましょう。

 

(誘う立場の時) NGなものを聞いておく

アレルギーなどの問題で食べられないものや苦手なものが無いか聞いておきましょう。

 

(誘う立場の時)ふさわしいお店を選ぶ

ゆっくりと会話ができるように、通常接待では、個室があるお店を選びます。安いチェーン系居酒屋では、周りがうるさい恐れがあります。良いお店を知らなければ、先輩や上司にオススメを聞きましょう。

 

日本で仕事をしていると、二次会などでカラオケに行くことが少なくありません。

そこで一緒に盛り上がり、楽しめることができれば、取引先との親睦も十分深められるでしょう。

 

外国人の皆さんに難しいのは、日本人にウケる歌をチョイスすることでしょう。

そこで、日本の曲のランキングを年代別に紹介しているサイトをお教えします。

 

1950年代ランキング : http://nendai-ryuukou.com/1950/song.html

1960年代ランキング : http://nendai-ryuukou.com/1960/song.html 

1970年代ランキング : http://nendai-ryuukou.com/1970/song.html 

1980年代ランキング : http://nendai-ryuukou.com/1980/song.html 

1990年代ランキング : http://nendai-ryuukou.com/1990/song.html

2000年代ランキング : http://nendai-ryuukou.com/2000/song.html 

 

※上記リンクから、各年別のTOP50のランキングにジャンプすることができます。

※各曲名をクリックすると、YouTubeに繋がるので、その曲を聞くこともできます。

 

ポイントは、「一緒に行く人が18歳-22歳くらいだった時に流行っていた曲を選ぶこと」です。

なぜかというと、その位の年齢が一番音楽を聞くからです。

 

例えば、筆者の場合は1996年-2000年頃に音楽をよく聞いていた可能性が高いと言えます。試しに、1996年-2000年の年別ランキングを見てみましたが、どの年もTOP50はほとんど歌った事がありました。

 

もし一緒に行く人が50歳であれば、1984年-1988年ですので、

http://nendai-ryuukou.com/1980/song/1984.html

http://nendai-ryuukou.com/1980/song/1985.html

http://nendai-ryuukou.com/1980/song/1986.html

http://nendai-ryuukou.com/1980/song/1987.html 

http://nendai-ryuukou.com/1980/song/1988.html 

これらのページをチェックするのが良いでしょう。

 

昔の日本の曲を知っていると会話のネタにもなりますし、歌詞を覚えるのも日本語の勉強にもなるのでオススメです。

 

皆さんは、ZOZOTOWNというサイトや、同サイトを運営するスタートトゥデイという企業をご存知でしょうか?

ZOZOTOWNは多数の人気ブランドが集まる日本最大級のファッション通販サイトで、オシャレ好きな人や若者から絶大な人気があります。

http://zozo.jp/

 

スタートトゥデイの時価総額は1兆円を超えており、これは、MUJIを運営する良品計画よりも少し高く、百貨店最大手・三越伊勢丹HDの2倍以上です。(2018年5月9日時点)

 

今回、私がこの会社を取り上げた理由は、次の3つです。

 

理由1:ビジネスモデルがイケている

通常、ECというのは価格競争になりやすく、利益率は低くなりやすいものです。

しかし、この会社の直近3年の経常利益率は、32.86%>34.61%>33.26% と3割を超えています。

これは、同社の主なビジネスが受託販売で、売上はアパレル商品の販売額ではなく、ショップからの手数料だからです。

なお、その受託販売手数料率は28%程度と言われていて、リアルな店舗を持つデパートよりも高く、しかも、在庫の所有権はショップにあるため在庫リスクもありません。

アパレルブランドが自社のECサイトを持っていることもありますが、そのブランドの商品しか売っていませんので、色々なブランドの商品を買いたいユーザーは、ZOZOTOWNで買うようになります。

さらに、同社はZOZOスーツという新商品を出して注目を集めました。

http://zozo.jp/zozosuit/

これは、ユーザーの体形を正確に測定するためのスーツで、ユーザーは自分にピッタリのサイズで注文が可能になりましたし、ZOZOにとっては、自社ブランド商品を販売するための最強のツールを得たことになります。

 

理由2:経営者がイケている

社長の前澤氏は、ブガッティ・ヴェイロン、アストン・マーティン、フェラーリ・エンツォ等の高級車コレクターでもあります。

氏がパガーニ・ゾンダを運転中に事故を起こした相手の車がマイバッハだったので、超高級車同士の事故を起こしたことでも話題になりました。

美術品や絵画のコレクターとしても有名で、バスキアの絵を123億円で落札したことも話題になりました。(その前に氏は62.4億のバスキアの絵も落札しています。)

このように豪快にお金を使う上場企業の経営者は日本には多くありません。

 

理由3:人事戦略が面白い

日本の企業では9時~17時の勤務時間が一般的ですが、同社では9時~15時の6時間勤務です。

これは、「最短時間で最高のパフォーマンスをあげて、残りの時間は遊びや趣味に使って欲しい」との前澤氏の狙いがあるそうです。

また、高度な技能を擁する技術者を最高年収1億円で採用すると発表したことも話題になりました。

 

同社は海外展開を強化していくことをIRで発表していましたので、今後、皆さんの国でも同社の名前が認知されていくかも知れませんね。

 

PS

プレゼンテーションやIR、経済用語等に興味がある日本語学習者の方は、IRの動画を見るのは良い勉強になると思います。

https://www.youtube.com/watch?v=DqoCpUGPxtY

ネットでほとんどの情報を収集したので、一部真偽が疑わしいものもあります。

でも、とくに、このリストにある会社と取引がある人にとっては良い話のネタになると思いますのでご紹介します。

SONY(ソニー)

音という意味の英語「SONIC」の語源となったラテン語の「SONUS(ソヌス)」と、坊やという意味の英語「SONNY」。

 

Canon(キャノン)

観音様にあやかり、世界で最高のカメラを創る!という思いが込められた初のカメラ試作機が「カンノン」だった。

そのカンノンに発音が似ている、「規範」「標準」の意味がありふさわしいという理由で英語の「Canon」になった。

 

MINOLTA(ミノルタ)

「実る田」のカナ表記。

※今はコニカと合併してKONICA MINOLTA

 

NEC

日本電気株式会社(にっぽんでんき)」の英語表記「Nippon Electric Company, Limited」を略したもの。

 

Sega(セガ)

SERVICE GAMEから。

 

Bridgestone (ブリジストン)

創業者の名字「石橋」を英語にして「ストーン・ブリッジ」、これをひっくり返して「ブリッジ・ストーン」。

 

EDWIN(エドウィン)

「DENIM」の「D」と「E」を逆転、「NIM」を180度反転させ「WIN」にして発想力豊かに変換しEDWINに。

デニムを活用した自由な発想をしていきたいという熱意が込められている。

もう1つの説として、日本のジーンズメーカーは岡山県に多くあり、それに対抗すべく東京本社である同社が「江戸が勝つ」=「江戸+WIN 」というのが由来だという説もあります。

 

Glico(グリコ)

カキの煮汁から発見された「グリコーゲン」から。

 

Calbee(カルビー)

カルシウム+ビタミンB系の合成語。

 

MOS FOOD SERVICES(モスフードサービス)

モスバーガーのMOSはそれぞれ、Mountain(山)、 Ocean(海)、Sun(太陽)の頭文字。

「山・海・太陽」にはそれぞれ、「山のように気高く堂々と」「海のように深く広い心で」「太陽のように燃え尽きることのない情熱を持って」という意味。

 

fumakilla(フマキラー)

FLY(蝿)+MOSQUITO(蚊)+KILLER(殺し屋)

 

Kao(花王)

洗顔石けんは当初「顔石けん」と呼ばれていた。顔→花王

 

DHC

Daigaku Honnyaku Center(大学翻訳センター)の頭文字。

もともとは翻訳業から始まった会社で今でもその社名を使っている。

 

Chifure(ちふれ化粧品)

提携関係を結ぶ「全国地域婦人団体連絡協議会(ぜんこくちいきふじんれんらくきょうぎかい。地婦連=ちふれん)」の頭文字から。

 

AUTOBACS(オートバックス)

提供する商品(Appeal、Unique、Tire、Oil、Battery、Accessory、Car audio)に、Serviceを付加したもの。

正式名称のAUTOBACS SEVENのSEVENは常にお客様のために第7の商品を探し続けるという理念から。

 

Secom(セコム)

「セキュリティ・コミュニケーション(Security Communication)」という言葉を略した造語。

 

MARUHA(マルハ)

波を丸くおさめ、漁の無事を願うというという意味が込められています。漁師の無事を祈った優しさ溢れる由来。

 

STUDIO GHIBLI(スタジオジブリ)

GHIBLI(ジブリ)とは、「サハラ砂漠に吹く熱風」という意味。

「日本のアニメーション界に旋風を巻き起こそう!」という熱い気持ちが込められている。

 

いかがでしたか?

私はDHCの由来が一番びっくりしました。

 

突然ですが、あなたは「雑談のネタ」を持っていますか?

「雑談」とは、特にテーマを決めずに気軽に会話することです。家族や友人と話すときはもちろん、デートやビジネスでは欠かせません。

私の周りのやり手日本人営業マンに聞いてみたところ、雑談はとっても重要とのこと。

「興味をひく様々な話をして、『こいつ、おもしろいな』と思っていただかないと、商談は進まない。最初から商品の話なんかしても、誰も取り合ってくれない」

こう言っていました。なるほど、商品よりもまず、自分を売り込むんですね。

とりとめもない雑談がたくさんできる人のことを、「引き出しの多い人」と言います。ぜひみなさんも、いくつも頭の中に引き出しを持ちましょう。

ここでは雑談の例を4つ紹介します。

1、天気の話

日本人は、天気について話すのが大好き。話をする時は、この話題から始まることが多いです。自分から話せなくても大丈夫。相手が話す天気の話をぜひ盛り上げてください。最後には必ずポジティブに返すのがいいでしょう。

Aさん「今日も寒いですね」

Bさん「そうですね。この冬一番の寒さだそうですよ。でも、寒いほど熱燗がおいしいんですよね。今度いっしょに飲みに行きませんか?」

 

2、ニュースの話

普段から、日本のニュースをチェックしておきましょう。大きいニュースだけでなく、「上野の赤ちゃんパンダ」などの、つい微笑んでしまうようなものも大切です。もし相手が動物やかわいいものが好きな方だったら、話の途中に混ぜることができるかもしれません。また、上野は観光地としても有名ですから、その話が出た時にも使えます。 テレビやネット、ラジオも便利ですが、大まかなことなら電車の吊り広告を参考にしましょう。気になるニュースがあれば、その場でスマホで調べましょう。

 

3、自国のことをおさらいしておきましょう

あなたはご自分の国のことをどれだけ知っていますか? 文化や習慣だけでなく、現在のトレンドなどもチェックしておきましょう。日本とどうちがうかを知っておくことで、相手に興味を持ってもらえるかもしれません。また、日本と同じところを見つけるのもいいでしょう。おすすめは、あなたの育った街の特産物についてです。

 

4、学生時代のこと

何か一生懸命にがんばったことはあるでしょうか? 専攻した学問のことはもちろん、アルバイトや当時はまっていたマイブームでもかまいません。楽しかったことよりも、大変だったことをいくつかエピソードにまとめておくといいでしょう。日本人は、いつから、どのようにして、日本語を学んだか興味があります。どこが難しかったか、どんな言葉が気に入ったかなど、思い返しておきましょう。

 

「雑談のネタがあっても、うまく話せない!」と、中にはこう思っている方もいるでしょう。けれど、雑談をきちんと聞くのも大切なことの一つです。特に中華圏の方は、自分が考えているよりもたくさん、相槌をうつようにしましょうね。

 

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