知り合いに日本語教育関係者が多いので、ここで具体的な学校名を挙げるのは控えさせて下さい(笑)。 代わりに、通常の日本語学校を選ぶ時に参考になる基準が2つありますので、そちらをご紹介します。

なお、これから説明する内容は、通常の日本語学校についてです。留学VISAに関係ない在住者対象の学校や、オンラインスクールは対象外です。それらの中にも評判の良い学校はたくさんあります。

(1)告示校であること
告示校とは、日本語を勉強する目的の外国人留学生に在留資格「留学」を取得させ、受け入れることが可能な日本語学校のことです。分りやすくい言うと「留学VISAを出せる学校」です。
この告示校として認められるためには、日本の法務省が定めた幾つかの規定をクリアする必要がありますので、非告示校と比べると比較的安心と言えます。もちろん例外はあります。

告知校の一覧はこちらのサイトで紹介されています。
https://j-test.jp/souran/

(2)設立年が古い
簡単に言えば、設立年が古いほど良い学校である可能性が高い。。それには、以下のような、日本語教育ビジネスを取り組く環境変化が関係しています。
日本政府は2008年に留学生30万人計画を作りました。これを受け、新規事業として日本語学校を設立する企業が増えました。
そして、2015年頃からは、技能実習生の採用支援ビジネスを行う目的で日本語学校を設立するケースが増えました。
主にこの2つの理由から、日本語学校の数は、2007年は308校でしたが2019年には774校になり、2倍以上に増えました。
出典元: https://toyokeizai.net/articles/-/275122

ビジネスとして日本語教育に参入すること自体は私は悪い事だとは思いません。新しい学校の中にも良い学校はあります。
ですが確率論で言うと、2015年より前、出来れば2008年より前からある学校の方がおススメです。

以上から、私のオススメは2015年より前からある告知校の学校です。ただし、経営方針が変わることもありますので、あくまでも参考の一つにして下さい。

Social Media