日本語の学習計画を作るポイントはありますか?
February 2, 2022
計画作りのポイントは「SMART」です。「SMART」はコーチングに由来し、次の5つの頭文字をつなげたものです。
(1) S:Specific(具体的である)
具体的で明確な目標であればあるほど、人は鮮明にその計画を達成するプロセスを想像出来るようになります。
(2) M:Measurable(測定可能である)
数値目標を設けると、目標が達成されたかどうかがわかります。逆に、達成できたのか出来なかったのかの判断ができない目標を掲げた場合、次の目標を考える時にPDCAが出来ません。
(3) A:Achievable(達成可能である)
難易度が高過ぎる計画は作らないようにしましょう。現在のレベルと目標とするレベルの差を考え、現実的なプランにしましょう。
(4) R:Relevant(関連している)
目標は長期目標、中期目標、短期目標をそれぞれ作り、その3つを連動させましょう。
(5) T:Time-bound(期日がある)
「いつか、そのうちに」と曖昧にするのはやめ、明確な期限を決めましょう。期限を定めることによって、計画の具体性や現実感が出てきます。
これら5つのポイントを踏まえて、自分にあった長期目標、中期目標、短期目標を設定しましょう。
次のような例を参考にして下さい。
例1:
長期目標:20XX年12月に、JLPT N1に合格する。
中期目標:その1年前にJLPT N2に合格し、2年前にN3 に合格する。
短期目標:漢字を~までに500字、~までに1000字、~までに1500字覚える。語彙を~までに500個、~までに1000個、~までに1500個覚える。
毎日1時間は勉強する。
例2:
長期目標:20XX年XX月のカンファレンスまでに、日本語で5分間のスピーチが出来るようになる。
中期目標:20XX年XX月までに、簡単な会話が出来るようになり、XX月までに日常会話には困らないレベルになる。
短期目標:~の教科書を~までに終わらせ、次の教科書を~までに終わらせる。
毎週、2レッスン受けて自習は4時間する。
(3)A:Achievable(達成可能である)
この項目については、出来るだけ、日本語教師や日本語学習経験がある人にチェックしてもらうことをお勧めします。
Categories
Recent Posts
Archives
- August 2022
- June 2022
- May 2022
- April 2022
- March 2022
- February 2022
- January 2022
- October 2021
- January 2021
- August 2020
- July 2020
- June 2020
- May 2020
- April 2020
- March 2020
- February 2020
- January 2020
- December 2019
- November 2019
- October 2019
- September 2019
- August 2019
- July 2019
- June 2019
- May 2019
- April 2019
- March 2019
- February 2019
- January 2019
- December 2018
- November 2018
- October 2018
- September 2018
- August 2018
- July 2018
- June 2018
- May 2018
- April 2018
- March 2018
- February 2018
- January 2018
- November 2017
- October 2017
- July 2017