前回ご紹介しました接待で押さえるべき10のポイント【準備編】に引き続き、今回は【当日編、フォロー編】の5つをご紹介します。

【当日編】

キーパーソンを引き立てる

乾杯の音頭はA社の部長、締めの挨拶の一言はB社の部長に、それぞれお願いする。(事前に「乾杯を/締めの一言をお願いしてもよろしいでしょうか?」と確認しておく。)

 

お酒が入っても気を抜き過ぎない。

接待は仕事の一部です。たとえ「今夜は無礼講ですから、遠慮なさらずに」と言われても節度あるふるまいをしましょう。もし、招待する立場であれば、相手が楽しめているか、常に目配り・気配りを。

 

お会計はスマートに

会計は、招待なのか割り勘なのかによって異なるので、事前に上司に確認しておきましょう。招待する側であれば、相手に気付かれないうちに支払いを済ませます。

 

二次会へのお誘い

招待する側であれば、念のため、二次会の会場まで予め考えておきましょう。移動の時間が少なくて済むように一次会の会場から近いお店にします。

 

【フォロー編】

御礼は翌日の午前中に。

感謝の気持ちを速やかに(出来るだけ翌日・翌営業日の午前中に)伝えましょう。一番丁寧なのは手紙ですが、最近では、電話でのお礼が主流です。

日本では取引先との親睦を深めるために「接待」を行うことがあります。社外の方と癒着しないように、接待は以前ほど頻繁に行われなくなりましたが、親睦会のような飲み会は、今でもあります。そこで、接待の場面で失敗しないために接待のポイントを10個紹介します。

【準備編】

招待されたら一人で判断しない。

会社によっては、接待に招待するのも招待されるのも禁止にしているところもありますので、念のため、上司に相談してから返事をしましょう。そして、行く場合には、誰が行くかも決めます。

 

こちら側から誰が行くか(特に上司)も事前に伝える。

「当日は、部長の○○と課長の□□と私の3名で参ります。」と事前に知らせる。だいたい、双方の参加者の役職が釣り合うようにします。

 

(誘う立場の時)キーパーソンの誘い忘れに注意する。

接待に招待する場合には、接待をする目的が必ずある筈です。そして、だいたいそれは、キーパーソンとの関係強化である筈です。もし、そのキーパーソンを直接誘えないのであれば、相手の会社の方に「御社の○○部長もご一緒にいかがでしょうか?」と、その方にも参加して欲しい旨を伝えましょう。

 

(誘う立場の時) NGなものを聞いておく

アレルギーなどの問題で食べられないものや苦手なものが無いか聞いておきましょう。

 

(誘う立場の時)ふさわしいお店を選ぶ

ゆっくりと会話ができるように、通常接待では、個室があるお店を選びます。安いチェーン系居酒屋では、周りがうるさい恐れがあります。良いお店を知らなければ、先輩や上司にオススメを聞きましょう。

 

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