予習をしなければお金を損する!
February 19, 2018
「授業は予習をしたうえで受けた方が良い」というのは、皆さんも何となくは理解している事でしょう。
でも、いつもシッカリ予習している人は、それほど多くはありません。
私は、これはとてももったいない事だと思っています。
なぜなら、予習をしないで損をするのは、学校でも講師でもなく学習者だからです。
時間だけではなく、お金も損します。
次の3パターンでそれぞれどんなレッスンになるか考えてみましょう。
(1)予習をシッカリして授業を受けた場合
(2)予習を少しして授業を受けた場合
(3)予習をまったくしないで授業を受けた場合
(1)予習をシッカリして授業を受けた場合
授業で講師は、予習で分からなかったことだけ説明し、残りの時間はすべて、応用練習やロールプレイといった学習効果が高い練習に使える。また、教科書に書かれていないことについて講師が解説したり、学習者の環境や好みに応じてカスタマイズした練習も出来る。
(2)予習を少しして授業を受けた場合
授業で講師は、教科書に書かれていることの解説をしたり、応用練習やロールプレイといった学習効果が高い練習に、少し時間使える。
(3)予習をまったくしないで授業を受けた場合
授業で講師は、語彙や文法について1つずつ説明しなければならず、それだけで時間が過ぎてしまう。予定していた箇所が終わらず、次回も同じ箇所をやらなければならない。
上記の3パターンを、よりイメージできるように、数値化して説明してみます。(※これらの数値は、話を単純化するために用いた仮定のものです。)
1レッスンで学べる学習量を
(1)150
(2)80
(3)40
と仮定します。
そして、仮に、1つのコースを終了するのに必要な学習量の合計が2000だとすると、それぞれ必要なレッスン数は次のようになります。(学習者の習熟度に応じてレッスンが進む場合)
(1)13.3レッスン
(2)25レッスン
(3)50レッスン
そして、仮に、1レッスンが10ドルだとすると、1つのコースを終了するのに、必要なコストは
(1)133ドル
(2)250ドル
(3)500ドル
となり、(2)は(1)の1.875倍、(3)は(2)の2倍、(3)は(1)の3.75倍もの授業料を払わなくてはならなくなるのです。
誰もが、時間もお金もセーブしたいですよね?だから私は予習をシッカリすることをオススメします。
しかも予習をしてきた方が、応用練習やカスタマイズした練習が出来るので、レッスンが楽しくなる効果もあります。
あなたは「コスパが良くて楽しいレッスン」と「コスパが悪くてつまらないレッスン」のどちらを選びますか?
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