日本語教育機関を、レッスン形態(オフラインorオンライン)と受講者数の二軸で分けて、4つのマトリックスに分類してみました。

*正確に言うと、オフライン・オンラインともにグループレッスンがありますが、ここでは説明をシンプルにするために割愛します。

右上から時計回りにABCDとした場合、それぞれに該当する主な教育機関は以下のようになります。

A:通常の日本語学校
B:オンライン学校のクラスレッスン
C:オンライン学校のマンツーマンレッスン
D:教師派遣

それぞれの一般的な特徴は以下の通りです。

A
カリキュラムとスケジュールが決まっている。
留学生向け、授業のスケジュールは平日の日中という学校が多い。
少人数クラスで夜に授業をしている学校も幾つかある。
コロナの影響で対面レッスンが出来ずBに変更している学校も多い。
授業料はこの4つの中では二番目に安いが、長期コースが通常。

B
以前はほとんど無かったが、コロナの影響で増えた。
カリキュラムとスケジュールが決まっている。
世界中から受講可能。
夜に授業をしている学校もある。
授業料はこの4つの中では一番安い。

C
自分でカリキュラムやスケジュールを選べる。
世界中から受講可能。
夜に授業をしている学校もある。
授業料はBよりは高いが、Dより安い。
ビジネスパーソン向けのレッスンに慣れている教師が多い。

D
自分でカリキュラムやスケジュールを選べる。
授業料はこの4つの中では一番高い。
ビジネスパーソン向けのレッスンに慣れている教師が多い。
ただし、大都市以外の場合、日本語教師がいない可能性もある。

授業料単価は生徒数に反比例するので、生徒数が多いクラスレッスンが安く、生徒数が少ないマンツーマンが高くなる。

以上の特徴を踏まえ、自分に合ったものを選ぶと良いでしょう。

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