対面レッスンであれば、こちらのサイトは、登録教師は全員有資格者のようです。
https://senseishokai.com/nihongo/index.html

しかし、オンラインレッスンについては、自信をもってオススメ出来る紹介サイトはありません。そのように考えるのにはいくつかの理由があります。

理由1:紹介サイトに登録している教師の多くは無資格者。
英語教師の資格に、TEFL、TESL、TESOL、CELTA、DELTA等があるように、日本語教師にも資格があります。

日本語教師の有資格者とは、次のいずれかに該当する人を言います。
(1)「日本語教育能力検定試験」に合格する
(2)学士の学位をもち、文化庁認定の「日本語教師養成講座(420時間)」を修了する
(3)大学または大学院で日本語教育に関する主専攻プログラムか副専攻プログラムのいずれかを修了する

しかし、日本語教師の資格の有無を問わない紹介サイトも数多く存在します。単に会話相手になって貰うだけなら良いかも知れませんが、レッスンを受けるのであれば、少なくても有資格者を選ぶことをオススメします。日本語教授法を体系的に学んだ経験があるかどうかの差は大きいです。

理由2:資格を持っているだけでは十分ではない。
「良い日本語教師とはどんな先生ですか?」でも書いたように、私は、学習効果の高いレッスンと、あなたの目標達成のために必要なノウハウとアドバイスを提供してくれる人が良い先生だと考えています。特にビジネスパーソンへのレッスンでは、タイムパフォーマンスが重要です。このため、資格を持っているだけでは十分ではありません。実際に、私は日本語教師の面接を1000人以上してきましたが、資格を持っていても指導スキルが低い人はたくさんいます。

ただし、これらは私の個人的見解です。私とあなたとで、教師に求める機能が異なる場合、紹介サイトでも、良い先生に出会える可能性はあるでしょう。また、良い先生かどうかを見極められるように、これらの記事が参考になれば幸いです。

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