はい、いくつかあります。読解練習だけではなく、ビジネスのスキルアップや知識を増やすためにも有益な雑誌が良いと考えます。そこで私は次の4誌をオススメします。

No1: DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー (19,033部)
https://www.dhbr.net/ud/backnumber
Harvard Business Reviewの日本版。HBR論文と日本版オリジナルの論文を組み合わせた構成。時宜に合った特集記事も内容が充実している。
次に紹介する雑誌よりも日本での発行部数は少ないですが、内容が経営者、ビジネスリーダー層向けですので、LinkedInユーザーの皆さんにとっては、おそらくこの雑誌が一番合っていると考えます。また、オリジナルの英語版の内容を理解した上で日本語版を読むと読解の負担が少なく済むでしょう。

No2: 週刊東洋経済 (85,833部)
https://str.toyokeizai.net/magazine/toyo/backnumber/
時代にあった特集記事の他、様々な企業の特集も多く、日本経済の最新情報やトレンドを把握することが出来る。

No3: PRESIDENT (263,383部)
https://presidentstore.jp/category/MAGAZINE01/
1963年に米国FORTUNEの日本版として創刊した雑誌。スキルアップ、ライフスタイルまでテーマは幅広く扱っている。
経営者やビジネスリーダー層向けと説明されているが、DIAMONDハーバード・ビジネス・レビューと比べるとやや若年者向けの内容という印象。PRESIDENTというタイトルに惑わされないように気を付けましょう。

No4: 週刊ダイヤモンド (85,833部)
https://www.diamond.co.jp/magazine/h58i5c0000010kuq.html
経済・金融・企業情報の他、連載記事・コラムなども豊富だが、比較的若手社員向けの内容が多い。
読解力がすでに高く、幅広く情報収集したい人には良いでしょう。

ベストな教材は、現在の日本語レベル、日本語の使用環境、業務内容、役職等によっても変わりますので、この記事が皆さんの参考になれば幸いです。

*この投稿は「ビジネス日本語学習者にお薦めの日本のビジネス雑誌10選!」July 17, 2018の内容をLinkedInユーザー向けに修正したものです。
https://j-os.com/ja/japanese-business-magazine-top-10-recommended-for-business-japanese-learners/
*タイトルの横の( )内の数字は、直近の1号あたりの平均部数。(出典は一般社団法人日本雑誌協会)
*各誌のリンクは、傾向が分かるようにバックナンバーを紹介しているURLを記載しました。

Social Media