最近、日本でもYouTuberが増えています。何かを調べる際、特にHow To系を調べる際、Googleではなく、YouTubeでまず検索するという人も増えているようです。

しかしながら、今のところはまだ、日本のYouTubeは若者向けのコンテンツが多く、ビジネスパーソン向けのものは多くはありません。そこで今回は、ビジネスパーソンにオススメの日本のYouTubeチャンネルを集めてみましたので、ご紹介します。

 

 

ホリエモンチャンネル

https://www.youtube.com/channel/UCXjTiSGclQLVVU83GVrRM4w

IT経営者として有名な堀江貴文氏によるチャンネル。ホリエモンは堀江氏の通称。堀江氏については、好き嫌いの評価が分かれますが、ストレートな物言いでファンは多いです。また、ITビジネスに限らず、ロケット事業、グルメ事業など多分野に精通しています。ベストセラー作家など旬なゲストを招いて新しいビジネスアイデアについて話したり、同氏のメルマガ読者から寄せられた質問に答えるQ&Aコーナーなど仕事に役立つ内容が多い。更新頻度も高く、番組の構成も見やすい。

 

NewsPicks

https://www.youtube.com/channel/UCfTnJmRQP79C4y_BMF_XrlA/featured

以前、こちらの記事https://goo.gl/EWF2BK )でも紹介した、ビジネスニュースのキュレーションメディアであるNewsPicksのチャンネルで、著名な経営者やイノベーターによるビジネス対談が多くアップされています。ペンパイナッポ―アッポーペンで有名なピコ太郎扮する古坂氏がピコ太郎誕生の秘話を語っている動画https://www.youtube.com/watch?v=XOlE7uqvvLE)もあります。日本語の字幕もシッカリしているので、聴解練習にもオススメ。

 

TEDXTOKYO

https://www.youtube.com/user/tedxtokyo/videos 

TEDの日本版であるTEDxTokyoのチャンネル。コンテンツの量、質は、上記の2つに劣りますが、インタビューやプレゼンに興味がある人には参考になるでしょう。

 

Industry Co-Creation

https://www.youtube.com/channel/UCJg5PAsj8fP45Fn8Pr5a3LQ/featured 

Industry Co-Creationはスタートアップ経営者が集まるカンファレンス。そのピッチイベントの動画がメインのコンテンツです。ピッチやプレゼンに興味がある人には参考になるでしょう。

 

BBT757program

https://www.youtube.com/user/BBT757program

著名なコンサルタントである大前研一氏が主宰するビジネス・ブレークスルー(BBT)のチャンネル。BBTはオンライン大学であるため、MBAやビジネスニュース、ビジネストレンドに関する話題が多いです。

 

世界は今 -JETRO Global Eye

https://www.youtube.com/channel/UC7yNsJvQ0wMOh6cdtUajLXQ

日本企業の海外展開を支援するJETROのチャンネル。テレビのニュース番組のように構成がシッカリしており、プロのアナウンサーが話しているため聞きやすい。貿易に関わる人に特にオススメです。

起業 TV

https://www.youtube.com/channel/UCeKbsDj3ESBP5VuYTItN35w/featured 

起業志望者・起業家向け動画ラーニングメディア「起業tv」のチャンネル。ベンチャー経営者のインタビュー動画がメイン。

 

今回紹介したチャンネルは、いずれも日本語のリスニングに役立つだけではなく、ビジネスに役立つ情報やヒントも得られると思いますので、よろしければチェックしてみてください。

PS

番外編として、もう一つご紹介します。

父ちゃんは天然パーマ

https://www.youtube.com/user/masatoikebe/featured

「VAN LIFE」「車中泊」を中心に海遊び、山遊び、アウトドア、サーフィン、スキー、スノーボードなどを楽しんでいる家族のチャンネル。ビジネスに役立つ情報は出てきませんが、千葉から北海道まで車中泊で行った旅行記など、スキー場の情報や、アウトドアで遊ぶための情報が多いので、子供がいる家族にオススメです。

 

前回、SKYPEのリアルタイム字幕表示機能を紹介しましたが、今回はYouTubeの字幕機能を紹介します。

 

使った映像は、当社(ジャパンオンラインスクール)がテレビ東京のワールドビジネスサテライトというニュース番組で紹介された時の映像で、次の6人が登場します。

 

A:日本人/ナレーター/男性

B:日本人/ナレーター/女性

C:日本人/日本語教師/女性

D:日本人/会社経営者/男性

E:外国人/男性(日本語レベル=中級)

F:外国人/女性(日本語レベル=上級)

 

それぞれが話した言葉と、YouTubeの字幕を比べてみた動画がこちらです。

https://www.youtube.com/watch?v=f4O9JGz0T9w 

 

そして、それぞれの字幕の正解率を調べてみたところ、次のような結果になりました。

 

A:日本人/ナレーター/男性 : 81.8%

B:日本人/ナレーター/女性 : 97.3%

C:日本人/日本語教師/女性 : 88.6%

D:日本人/会社経営者/男性 : 87.3%

E:外国人/男性(日本語レベル=中級) : 56.6%

F:外国人/女性(日本語レベル=上級) : 85.7%

 

日本人(A-D)と外国人(E、F)を比べると、87.0%と65.2%になり、やはり外国人が話す日本語よりも、日本人が話す日本語の方が正しく認識されていることが分かります。

また、外国人の中でも、ネイティブレベルのFさんが話す日本語が高い精度で認識された一方、中級レベルのEさんの日本語は半分位しか正しく認識されませんでした。

 

次のように、意味が通じない文章として認識されてしまった文もありました。

〇 部長ちょっとよろしいでしょうか

× 盲腸ちょっと同時でしょうか

〇 東京商事へ出す企画書なんですが目を通していただけないでしょうか

× 東京総次元出す企画書なんですが夫婦をtwitterいただけないでしょうか

 

なお、音声の品質や雑音の有無等にも影響されるため一概には言えませんが、この2人の字幕の精度は、プロの日本語教師が評価した会話力とほぼ比例していました。このことからも、YouTubeに正しく認識される日本語を話せる方は、かなりの上級レベルと言えるでしょう。

 

よろしければ皆さんもお試し下さい(^^)/

 

※台本があるニュースやドラマでは精度が高くなりますが、お笑い番組やLiveインタビュー等の台本がない番組は精度が低くなります。

※この記事は2019年01月11日時点の内容です。

 

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